乳癌にかかる女性は年々増加し、現在は女性の9人に1人が乳癌になる時代です。女性の死因の第一位と言われています(14,650人、2020年)。
しかし、早期に発見・治療すればほとんどの場合、治ります。早期発見・治療した場合の10年生存率は、90~95%以上。一方、進行してから治療した場合には、50%以下に低下します。早期発見が大切です。
乳癌の治療は、乳癌の性格、病状や進行度、患者様の全身状態を考慮して治療内容が決まります。当院では、乳腺専門医の診察により、現時点で最もふさわしいと考えられる治療法をお勧めさせていただきます。しかし、その治療法が唯一絶対というものではありません。患者様の意思や価値観を尊重させていただき、近隣の病院とも連携し、患者様と一緒に乳癌に立ち向かっていきます。